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■ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス部門は成長

2024-04-23 15:20 | 前の記事 | 次の記事

グローバル業績発表会の様子(オンライン画面より)

ドイツにあるベーリンガーインゲルハイムは、2024年4月16日、現地とオンラインにより、グローバル業績発表会を行った(日本時間17:30~18:45)。2023年の状況や2024年の展望などが発表された。

2023年のグループの売上高は、256億ユーロ(前年同期比9.7%増)であった。医療用医薬品事業(前年同期比10.3%増)とアニマルヘルス事業(前年同期比6.9%増)における売上高が成長を牽引した。研究開発投資額は58億ユーロ(前年同期比14.2%増)で、売上高の約22.5%を占めている。

2023年、アニマルヘルス事業では、猫の糖尿病治療薬「SENVELGO」、ノミおよびマダニ、回虫、鉤虫の駆除および犬糸状虫症の予防ができる犬用ラインナップ「NexGard PLUS」、ノミおよびマダニと回虫、鉤虫、条虫の駆除および犬糸状虫症の予防ができる猫用ラインナップ「NexGard COMBO」、犬のノミおよびマダニの駆除ができる非処方薬の犬用チュアブル錠「FRONTPRO」の4新製品を上市した。また、アニマルヘルス事業トップ製品であるソフトチュアブルタイプの犬用寄生虫駆除薬「ネクスガード」は、12億ユーロ(前年同期比17.2%増)であった。

アニマルヘルス事業では、2026年まで市場全体で製品リニューアルや適応拡大、新製品を含む20の新たな製品の上市を計画しているとのこと。