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■リードフックに代わる愛犬専用待機室「WanPod(ワンポッド)」 商業施設で実証実験 旭化成ホームズ株式会社​

2024-03-11 14:03 | 前の記事 | 次の記事

「WanPod」利用イメージ図

旭化成ホームズ株式会社は、2024年3月4日、愛犬専用待機室「WanPod(ワンポッド)」を「御殿場プレミアム・アウトレット」に設置し、3月20日より実証実験を開始すると発表した。「WanPod」は人とペットが安心して暮らすことのできる社会環境づくりを目的としており、同アウトレットモールを運営する三菱地所・サイモン株式会社と共同で実証実験を行う。

「WanPod」は、外出先でスマートフォンを介して鍵の開閉や見守りができる冷房完備の愛犬専用待機室(ケージ)のシェアリングサービス。リードフック等での係留中に起こりうる事故やトラブルを未然に防止することを目的に商業施設等への設置を目指している。同実証実験では、愛犬連れの来場が多い御殿場プレミアム・アウトレットに試験導入し、来場者の利用ニーズに関するデータを取得、「WanPod」のサービス開発に活かす。

「WanPod」の開発には獣医師も携わっている。電子ロックシステムや各種センサー、通知機能が備え付けられる。住宅用断熱材やクーラーが採用され、利用中は常に愛犬の様子が見られるようになっている。

  • 実証期間:2024年3月20日(水・祝)~2024年3月24日(日)各日10:00~18:00
  • 場所:御殿場プレミアム・アウトレット(静岡県御殿場市深沢1312)
  • 対象:小型犬と来場する施設来場者
  • 実証方法:施設内8箇所の商業店舗前にWanPodを各1台設置し、利用頻度や利用時間のデータを取得。利用希望者は受付でID/PASSを取得して専用アプリにログインすることでWanPodが利用可能となる
  • 料金:5分50円 利用終了後、受付で支払い(1回の利用につき最大利用時間60分)