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■募集 JICA海外協力隊

2023-11-02 15:01 | 前の記事 | 次の記事

国際協力機構は、2023年11月1日、JICA海外協力隊の2023年秋募集の受付を開始した。

§獣医・衛生(一般案件)

  • フィリピン/イロイロ州保健局
  • イロイロ州保健局の同僚獣医師らと共に、イロイロ州が狂犬病ゼロ地域となるよう、対象地域住民へ狂犬病について正しい知識を普及するために活動。獣医師(大卒)、実務経験2年以上。
  • ブータン/国立動物病院
  • 動物病院で病気やケガを負った動物(主に犬や猫)の診療や治療を同僚と共に行う。それらを通じて同僚の知識、技術の向上を促すと共に、全国の獣医師を対象とした定期的なセミナー開催も期待される。獣医師(大卒)、実務経験5年以上。
  • ガーナ/ガーナ大学基礎応用科学部獣医学科
  • 総合大学の獣医学科で学生に対する実技指導等を行い、より実践的な獣医師育成を目指す。優秀な獣医師たちがガーナの畜産業の発展に貢献していくことが期待される。獣医師。

§家畜飼育・飼料作物(一般案件)

  • フィリピン/国家酪農局中央ビサヤ地域事務所・ウバイ酪農牧場
  • フィリピン国家酪農局の行う、ビサヤ地域を対象とした家畜飼料センターの設立プロジェクトに協力する。良質な酪農飼料の安定供給により、効率的な乳牛の繁殖・飼育と生乳生産量の増加を目指し、地域酪農産業の発展に寄与する。大卒(畜産学)、実務経験2年以上。動物栄養学、飼料配合、飼料および給餌の知識が有用。
  • フィジー/シンガトカ農業試験場
  • 沿岸には観光ホテルが建ち並び、砂丘や国立公園を擁する自然豊かなシンガトカ町の農業試験場にて、家畜人工繁殖の技術指導を行う。配属先内には家畜人工繁殖センターが新設され、フィジー国内の基幹施設となることが期待されている。大卒(畜産学)、実務経験5年以上。家畜人工授精師または獣医師の資格が必須 。家畜飼料に関する知識があると尚可。
  • ボツワナ/トゥト・ボスワ リハビリテーションセンター
  • 首都から南東に約40kmの町にあるNGOで、学習障害や知的障害を持つ若者に職業訓練として家畜飼育を中心に指導する。同僚とともに飼育設備のメンテナンスや業務スケジュールの作成、飼料の配合や繁殖計画の作成も支援する。専門学校卒(農学系・畜産系)、実務経験2年以上。
  • モザンビーク/ショクエ農業専門学校
  • 地方の農業・畜産分野職業訓練校で、中等教育前期(8~10学年)を修了した16歳以上の学生を対象に、畜産実習ならびに授業を行うとともに、畜産に関わる新たな知識・技術を同僚教員に紹介し、実習授業と講義の改善に協力する。大卒(畜産学)、指導経験2年以上。

§畜産・乳製品加工(一般案件)

  • ザンビア/カシシ農業研修センター
  • 農業研修センター内の乳製品加工部門で配属先同僚に対し乳製品加工に関する指導、小規模農家に対する研修を行う。畜産部門における乳牛の搾乳に対する指導や牛群の管理等も行う。隊員の得意分野を生かした活動が期待される。大卒(畜産学)、実務経験3年以上。

§生態調査(一般案件)

  • インド/ラジャスタン州森林局
  • 砂漠化が進行しているラジャスタン州において動植物の分布状況等を調査し、その多様性保全や絶滅危惧種の保護の方策をアドバイスする。大卒、砂漠地帯の生態調査・研究経験。