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株式会社Eco-Porkは、2023年10月25日、2022年より東京工業大学と進めてきた共同研究「生産現場におけるスマート技術採用の促進抑制要因」の論文が両者の共著により完成したと発表した。研究成果の発表が10月31日にオンラインで行われる。
株式会社Eco-Porkは2022年2月に東京工業大学と共同研究契約を締結。環境・社会理工学院 准教授 大橋 匠氏とともに「生産現場におけるスマート技術採用の促進/抑制要因」について研究を開始した。国内の養豚現場では、高齢化による離農や若者の農業離れによる担い手不足が深刻な問題となっており、スマート技術を効果的に養豚現場へ導入しながら省力化を図り生産性を高めるためのDXが、その解決に寄与すると考えられている。同研究では、DXが進む/進みづらい要因について、養豚事業者へのヒアリングをもとに、地域、環境、事業体などの観点から傾向と分析をまとめている。
§発表論文
- Takumi Ohashi, Miki Saijo, Kento Suzuki, Shinsuke Arafuka
- Deciphering the Drivers of Smart Livestock Technology Adoption in Japan: A Scoping Review, Expert Interviews, and Grounded Theory Approach
- arXiv preprint.2023
研究成果を紹介しながら、養豚業のDX促進や畜産をはじめとする循環型農業の可能性、多様化する蛋白質の未来についてのディスカッション。
- 日時:2023年10月31日(火)16:00~17:00
- 参加費:無料
- 申込み(事前登録制):https://www.eco-pork.com/news/6014/
- 登壇者:
- 大橋 匠(東京工業大学環境・社会理工学院 准教授)
- 荒深慎介(株式会社Eco-Pork 共同創業者・取締役)