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■屠畜される最後の日に水を飲ませて

2023-08-29 15:06 | 前の記事 | 次の記事

NPO法人アニマルライツセンターは、2023年8月21日、日本の牛の屠畜場の37.82%、豚の屠畜場の71.64%の係留所には、牛や豚のための飲水設備が設置されていないことがわかったと発表した。2023年5~7月にかけて行った調査によるもの。

1996年6月23日に出された「と畜場の施設及び設備に関するガイドライン(衛乳第97号)」には「獣畜の飲用水設備が設定されていること」との規定がある。

国際獣疫事務局で2005年に策定された屠畜場のアニマルウェルフェア規約には、「動物が遅滞なくと殺されるのでない限り、彼らの到着時と係留所内では常時、適切な飲水を動物が摂取できるものとすること」とされている。