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■鳥類の鉛中毒ゼロに向けて

2023-05-24 14:00 | 前の記事 | 次の記事

環境省 令和4年度「鳥類の鉛汚染による影響評価検討会」が、2023年3月15日にオンラインで行われた。

この検討会では、鳥類の鉛汚染に関する影響評価の手法を検討した上で、実際に影響評価を実施する。検討会は2021年度に始まり、2023年度で結果を出す予定。その後は、影響評価を踏まえたリスク管理対策を検討し、2025年度から規制が段階的に導入され、2030年度には鉛銃弾に起因する鉛中毒ゼロを実現させる。また鳥類の鉛汚染のモニタリングは継続して行われている。

検討会では、鉛の測定の実際(どのようなサンプルがあるか、どうサンプルを採取できるかなど)の説明が行われ、また評価を行うモデル地区の選定の仕方や考え方についての意見が多く寄せられた。

§検討委員のメンバー(敬称略)

  •  赤坂卓美(帯広畜産大学 准教授)
  •  石井信夫(東京女子大学 名誉教授)
  •  上田恵介(立教大学 名誉教授)
  •  大沼 学(国立研究開発法人国立環境研究所 主幹研究員)
  •  林 岳彦(国立研究開発法人国立環境研究所 主幹研究員)
  •  羽山伸一(日本獣医生命科学大学 教授)

3月15日の検討会には、このほか以下の先生方が出席した(敬称略)。

§調査分析実務者等

  •  石塚真由美(北海道大学 教授)
  •  齊藤慶輔(猛禽類医学研究所 代表)

§オブザーバー

  •  竹下和貴(東洋大学 准教授)