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国際獣疫事務局(WOAH)は、2023年3月27日発行の「ニュースレター」で、犬用の狂犬病経口ワクチンが完成したという論文が発表されたと報じた。
放し飼いの犬への狂犬病の経口ワクチン接種(ORV)が、世界における狂犬病との闘いに革命的な進展をもたらす可能性があるとしている。
野生動物用の経口狂犬病ワクチンは、弱毒ワクチン・組換えワクチンともに数多く開発され認可されているが、犬用で認可されたものはない。このたび、初めて経口狂犬病ワクチンが、実験室および野外の両方において高い有効性、免疫原性、安全性を示したことが報告され、規制当局に承認申請することになった。