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社会福祉法人日本介助犬協会は、2023年3月30日、Assistance Dogs International(ADI)の認可団体として承認されたと発表した。
ADIは、世界約30か国、約150の非営利の補助犬育成団体で構成される補助犬の国際連合。ADIの認可団体となるためには、書類審査を通過し、ADIから派遣される査察官による査察を受け、認定審査委員会にて承認を受ける必要がある。日本介助犬協会は2019年に書類審査を通過したが、査察の直前にコロナ禍となり待機する事態となった。約3年の待機期間を経て2022年11月に英国からの査察官による3日間の査察を受け、2023年1月17日付けで認可団体として承認された。
日本介助犬協会は2023年9月にクロアチアで開催されるカンファレンスに認可団体として参加する予定。今後、諸外国の補助犬団体との連携を強化し、より質の高い介助犬の育成を目指す。
介助犬総合訓練センター(愛知県長久手市)のセンター長・訓練部長の水上さんのメッセージ
この度、査察を経て認可団体として承認されたことは、協会スタッフはもとより、役員、ボランティアさん、その他多くの協会を支えてくださる皆さまと共に、真面目に誠実に活動を続けてきたことを認めていただけた結果だと受け止めています。これまでずっと一緒に歩んできてくださった皆様に感謝しています。今後、国際的にも認められる質の高い育成事業者としてより良い活動を目指して参ります。