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一般社団法人中央酪農会議は、2023年3月17日、酪農経営に関する実態調査の結果を発表した(「日本の酪農経営 実態調査(2023)」)。日本の酪農家157人を対象に行ったもの。
その結果、飼料価格や燃料費・光熱費の上昇、子牛販売価格の下落等で経営は悪化、酪農家の84.7%が赤字経営で、その内、4割以上は1か月の赤字が「100万円以上」に及んでいることがわかった。改善の目途も見えず離農を考えてはいるものの、「生活維持」「借入金返済」「日本の食の基盤維持」のために経営を続けているという実態が浮かび上がった。