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■ファームノートが「冬のDegi田(デジデン)甲子園」を受賞

2023-03-13 13:44 | 前の記事 | 次の記事

表彰式での記念撮影(デジタル田園都市国家構想実現会議事務局 提供)

株式会社ファームノートは、令和4年度「冬のDegi田(デジデン)甲子園」のベスト8を受賞し、2023年3月9日に首相官邸で表彰された。

「Digi田甲子園」は、内閣官房「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けた取り組みを推進するため、デジタルの活用により、地域の様々な個別課題を解決し、住民の暮らしの利便性の向上や地域の産業振興につながる取り組みを広く募集し、特に優れた取り組みやアイデアを表彰するもの。

今回172件の応募があり、ファームノートは審査委員評価が特に高く、受賞となった。

同社は「世界の農業の頭脳を創る」を経営理念に、農業とインターネットを融合させることで産業構造を変え、生産性と競争力の高い農業の実現を目指している。持続可能な酪農産業の実現のために、牧場の見える化や酪農業務に重要な繁殖管理の効率化を追求するたのクラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」や牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」などを開発・提供している。また、牛の遺伝的能力の向上に向けて「Farmnote Gene」で牛個体のゲノム情報を解析している。

2018年にはファームノート グループの酪農DX牧場を北海道中標津町に立ち上げて、酪農経営にも取り組んでいる。

次世代のロールモデルとなるような社会的インパクトのある事業を創出したとして、2019年に第5回「日本ベンチャー大賞・農林水産大臣賞」(主催:経済産業省、農林水産省、オープンイノベーションベンチャー創造協議会)を受賞したほか、同年に第17回「日本イノベーター大賞・日経ビジネスRaise賞」(主催:株式会社 日経BP)、2020年に第8回「ものづくり日本大賞・内閣総理大臣賞(主催:経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省)」を受賞している。