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農林水産省農林水産技術会議は、2022年12月26日に「2022年農業技術10大ニュース」を発表した。
これは1年間に新聞記事となった民間企業、大学、公立試験研究機関および国立研究開発法人の農林水産研究成果のうち、内容に優れるとともに社会的関心が高いと考えられる成果10課題を農業技術クラブ(農業関係専門紙・誌など30社加盟、文永堂出版も加盟)の加盟会員による投票を得て選定したもの。
選出された10題は以下の通り。
- TOPIC1:メタンの産生が少ない牛に特徴的な新種の細菌を発見-げっぷ由来メタンの排出削減に期待-
- TOPIC2:植物性プラスチックのリサイクルで肥料を製造-再利用工程で発生する尿素を肥料として有効活用
- TOPIC3:豚熱とアフリカ豚熱を迅速・同時に判別!-検査効率の大幅な向上で防疫に貢献-
- TOPIC4:土壌病害診断AIアプリを開発-圃場ごとの発生しやすさに応じた対策法を提示-
- TOPIC5:新たな道を切り開く「みちしずく」-基腐病に強く、多収の焼酎・でん粉原料用かんしょ新品種を育成-
- TOPIC6:振動でトマト害虫を防除-コナジラミ類の発生抑制・トマトの授粉促進による安定生産へ-
- TOPIC7:ウンカ発生調査 AIで大幅時短-目視では1時間以上の調査時間を3~4分に短縮-
- TOPIC8:超音波を活用したヤガ類の防除技術を確立-開発した装置で農薬散布回数9割減-
- TOPIC9:リンゴ黒星病の発生低減に貢献-リンゴの落葉収集機で効率よく9割除去-
- TOPIC10:急傾斜45度対応のリモコン草刈機-強く、早く、小さい!中山間でも安全作業-