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国立感染症研究所は、2022年5月26日、「アフリカ大陸以外の複数国で報告されているサル痘について(第1報)」を公開した(5月24日記載)。

2022年5月7日、常在国であるナイジェリア渡航後のサル痘患者の発生を英国が発表。その後、渡航歴がなく、渡航歴のある人との接触もない人での発生がみられた。

英国での56例のほか、ポルトガル、スペイン、ベルギー、ドイツ、フランス、イタリア、スウェーデン、オランダ、オーストリア、スイス、カナダ、米国、オーストラリア、イスラエルから発生報告があり、常在国外での前例のない規模の流行が起きている。

厚生労働省は、5月20日、都道府県・保健所設置市・特別区の衛生主管部（局）宛に「サル痘に関する情報提供及び協力依頼について」を通知した。