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■保護動物のシェルター施設「ani TERRACE」、三重県「VISON」にオープン アニコム

2022-05-13 16:25 | 前の記事 | 次の記事

VISON内に建てられた「ani TERRACE」

施設の内観

猫ふれあいスペース

アニコム損害保険株式会社とアニコム先進医療研究所株式会社は、2022年4月29日、三重県多気町の商業リゾート「VISON(ヴィソン)」で、保護犬・保護猫のシェルター施設「ani TERRACE(アニテラス)」の運営を開始した。

アニコム ホールディングス株式会社は、2020年2月に三重県と「動物愛護の推進等の連携に関する協定」を締結。この「ani TERRACE」は、協定に基づき、「動物の殺処分ゼロ」を目指す施設として設置された。

三重県動物愛護推進センター「あすまいる」に収容された犬・猫等を同施設で一時的に預かり、トレーニングやしつけ、身体ケアを行った上で、新たな飼い主に譲渡していく。

またペットホテルやドッグランなどのサービスも開始し、今後は老犬ホームの営業・高齢者の飼育サポートにも展開していく。

「ani TERRACE」はVISONの農園エリア内に位置する。施設は1階建てで、延べ面積約500平方メートル。保護犬エリア・保護猫エリア・ペットホテルエリアの3つのエリアに分かれている。ホールは、大きなガラス窓を用いたり、仕切りを少なくしたりすることで、中心のオフィススペースから全体が見渡せ、人と動物が互いの気配を感じられる空間になるよう工夫されている。

ドックランは約1,200平方メートル。大型犬・中小型犬・小型犬の3つのエリアがあり、全面天然の芝生張り。