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一般財団法人 獣医療法食評価センター(理事長 局 博一先生)は、2022年4月15日、第4期(2021年1月〜12月)の活動を報告した。
- 登録製品数は164まで拡大した。今期16製品が追加され、当初登録された製品から徐々にリニューアルも進んでいる。
- 犬、猫の診療に従事する獣医師と動物看護師による栄養管理指導をサポートする動物病院専用アプリ「犬猫の食事療法サポート」の配信を開始。
§動物病院専用アプリ「犬猫の食事療法サポート」の主な機能
- 特定の疾病または健康状態における「重要な栄養特性」と「見直し時期」が確認できる。
- 各疾病に対応する製品リストから、詳しい製品情報が閲覧でき(同センターのWebサイトにリンク)、最適な療法食選びに役立つ。
- ちょっと便利な「栄養補給量」の計算機能を搭載。犬猫の体重、健康状態、フードの代謝エネルギーを入力すると、1日当たり必要なエネルギー量、食事量、水分量が計算できる。
一般財団法人 獣医療法食評価センターは、公益社団法人 日本獣医師会の「療法食の在り方検討委員会(2011-2013年)」の報告書の提言に基づき、非営利の第三者組織として、2014年1月に一般社団法人として設立された。
療法食の適正品質及び適正使用を推進し、家庭動物診療における犬、猫の健康管理に寄与することを目的に、(1)療法食基準の整備、(2)療法食の評価と普及、(3)食事療法指導の推進、(4)飼育者に対する教育啓発、等の活動を行っている。2018年2月に一般財団法人に改組された。
評議員・役員は以下の通り(敬称略)。
- 評議員:太田亟慈(犬山動物総合医療センター 代表:愛知県)
- 草場治雄(室見動物病院 院長:福岡県)
- 高橋 徹(高橋動物病院 会長:北海道)
- 役員:
- 理事長 局 博一(東京大学 名誉教授)
- 専務理事 藤井立哉(ペットフード・テクノリサーチ代表)
- 理事 杉浦勝明(東京大学 特任教授)
- 監事 大澤孝明(大澤知的所有権事務所)