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2022年1月8日~2月7日までの鳥インフルエンザに関わる動向をまとめた。
農林水産省サイト:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/r3_hpai_kokunai.html
環境省サイト:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html
- 1月9日:環境省は家禽7例目(埼玉県美里町)の発生で2021年12月7日に設定した野鳥監視重点区域を0時に解除。
- 1月10日:環境省は家禽8例目(広島県福山市)の発生で2021年12月7日に設定した野鳥監視重点区域を0時に解除。
- 1月12日:環境省は家禽9例目(青森県三戸町)の発生で2021年12月12日に設定した野鳥監視重点区域を0時に解除。
- 1月12日:家禽11例目、12例目(共に愛媛県西条市で1月4日に確認)がH5N1亜型と判明。動物衛生研究部門が遺伝子解析を実施。
- 1月13日(家禽13例目):
- 鹿児島県長島町の肉用鶏農場(約5.4万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。疫学関連農場が1農場あり(鹿児島県長島町、約5.7万羽飼養)。
- 1月12日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、鹿児島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。1月13日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。
- 現地調査報告:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/r3_hpai_kokunai-105.pdf
- 1月13日:家禽13例目の発生により、環境省は鹿児島県出水郡長島町の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
- 1月13日:1月7日~9日に北海道が実施した野鳥監視重点区域(野鳥10例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
- 1月14日:家禽13例目(鹿児島県長島町で1月13日に確認)がH5N1亜型と判明。動物衛生研究部門が遺伝子解析を実施。
- 1月17日:環境省は「野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査(定期糞便採取調査)12月分の結果」を発表。
- 23都道府県35市区町で2,476個の糞便を採取。高病原性鳥インフルエンザウイルスは確認されなかった。
- 1月17日:1月13日~14日に鹿児島県と熊本県が実施した野鳥監視重点区域(野鳥13例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
- 1月19日(家禽14例目):
- 千葉県八街市の肉用鶏農場(約6.6万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。
- 1月18日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、千葉県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。1月19日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。
- 現地調査報告:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/r3_hpai_kokunai-123.pdf
- 1月19日:家禽14例目の発生により、環境省は千葉県八街市の農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
- 1月21日:家禽13例目(千葉県八街市で1月19日に確認)がH5N1亜型と判明。動物衛生研究部門が遺伝子解析を実施。
- 1月21日:1月19日~20日に千葉県が実施した野鳥監視重点区域(家禽14例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
- 1月21日:北海道根室市で1月20日回収された死亡個体(ハシブトガラス5羽)のうち、検査が可能な状態の3羽の簡易検査結果が陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
- 1月26日(家禽15例目):
- 千葉県匝瑳市のアヒル農場(約1,700羽を飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。以下の4農場が疫学関連農場。
- 千葉県匝瑳市、約1,200羽飼養
- 茨城県かすみがうら市、約1,100羽飼養
- 埼玉県春日部市、約1,400羽飼養
- 埼玉県熊谷市、約400羽飼養
- 1月25日に異常(産卵率の低下、食欲不振等)がみられるとの通報を受け、千葉県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。1月26日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。
- 1月26日:家禽15例目の発生により、環境省は千葉県匝瑳市の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
- 1月26日(野鳥12例目):
- 北海道根室市で1月20日に回収され、簡易検査陽性の死亡個体(ハシブトガラス3羽)について、1月26日の遺伝子検査でH5亜型が検出されたと環境省が発表。北海道大学が検査を実施。
- 1月26日:北海道紋別郡雄武町で1月23日回収された衰弱個体(オジロワシ1羽)の遺伝子検査結果がH5亜型陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
- 1月27日:1月26日に千葉県が実施した野鳥監視重点区域(家禽15例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
- 1月28日:家禽15例目(千葉県匝瑳市で1月17日に確認)がH5N1亜型と判明。動物衛生研究部門が遺伝子解析を実施。
- 1月28日(野鳥13例目):
- 北海道根室市で1月23日に回収され、簡易検査陽性の死亡個体(ハシブトガラス5羽)の遺伝子検査を北海道大学が実施。H5N1亜型が検出された。
- 1月28日(野鳥14例目):
- 北海道紋別郡雄武町で1月23日に回収され、1月26日の遺伝子検査でH5型陽性の衰弱個体(オジロワシ1羽)について、H5亜型が検出されたと環境省が発表。国立環境研究所が検査を実施。
- 1月29日:愛媛県西条市の発生農場(家禽10~12例目)の清浄性を確認し、半径3~10km以内の区域に設定している搬出制限を0時に解除。
- 1月30日:北海道斜里郡小清水町で1月22日回収された死亡個体(オオワシ1羽)の遺伝子検査結果がH5亜型陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
- 1月31日:環境省は野鳥10例目(北海道苫前町)の発生で1月6日に設定した野鳥監視重点区域を0時に解除。
- 2月1日:鹿児島県長島町の発生農場(家禽13例目)の清浄性を確認し、半径3~10km以内の区域に設定している搬出制限を11時に解除。
- 2月1日:京都府京都市で1月27日に回収された衰弱個体(ノスリ1羽)の遺伝子検査が陽性反応であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
- 2月2日(野鳥15例目):
- 北海道斜里郡小清水町で1月22日に回収され、1月30日の遺伝子検査でH5型陽性の死亡個体(オオワシ1羽)について、H5亜型が検出されたと環境省が発表。2月1日に国立環境研究所が検査を実施。
- 2月2日(野鳥16例目):
- 京都府京都市で1月27日に回収され、1月31日の遺伝子検査で陽性の死亡個体(ノスリ1羽)について、H5亜型が検出されたと環境省が発表。2月1日に国立環境研究所が検査を実施。
- 2月2日:1月29日~31日に北海道が実施した野鳥監視重点区域(野鳥14例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
- 2月2日:1月27日~29日に北海道が実施した野鳥監視重点区域(野鳥12例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
- 2月4日:2月1日~3日に京都府が実施した野鳥監視重点区域(野鳥16例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
- 2月7日:鹿児島県長島町の発生農場(家禽13例目)から半径3km以内の移動制限を0時に解除。
- 2月7日:幌泉郡えりも町で2月7日回収された死亡個体(ハシブトガラス14羽)の簡易検査で5羽が陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。