HOME >> JVM NEWS 一覧 >> 個別記事
北海道大学は、2021年9月20日、「北海道におけるエゾウイルス熱を発見~マダニが媒介する新たなウイルス感染症~」をプレスリリース発表した。
エゾウイルス熱を発見し、今まで7名の感染者が北海道内で確認され、マダニや野生動物でも確認された。
エゾウイルスは、ブニヤウイルス目ナイロウイルス科オルソナイロウイルス属。新たなマダニ媒介性急性発熱性疾患として、2020年1月に国立感染症研究所病原微生物検出情報で初報告されている。
- 発表論文:Kodama F,Yamaguchi H,Park E,et al.2021.「A novel nairovirus associated with acute febrile illness in Hokkaido,Japan. Nat Commun.20;12(1):5539」
- (参照:感染症エクスプレスVol.447、2021年9月24日)