JVMNEWSロゴ

HOME >> JVM NEWS 一覧 >> 個別記事

■ワクチン接種での豚熱対策

2021-08-27 17:04 | 前の記事 | 次の記事

家畜伝染病である豚熱への対策において、ワクチン接種推奨地域への認定は、野生イノシシの陽性例の確認が指標の1つとなっている。2021年8月6日に兵庫県淡路島で死亡野生イノシシの陽性例が確認され、同日、四国4県が豚熱ワクチン接種推奨地域に認定された。ワクチン接種推奨地域は36都府県となった。

ワクチン接種推奨地域に指定されていないのは以下の11道県。

北海道、中国3県(広島、島根、山口)、九州7県(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)

農林水産省は2021年8月7日、国内71例目となる群馬県桐生市の養豚農場での豚熱の患畜が確認されたことを発表している。8月27日現在、14県の豚の飼養農場で豚熱が発生。同省では、豚飼養者に向けて徹底した飼養衛生管理と野生イノシシ等の侵入防止に努めることを呼びかけている。