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■アニマルヘルス市場、2021年から2026年にかけて4.8%のCAGRで成長見込み

2021-08-10 13:43 | 前の記事 | 次の記事

株式会社グローバルインフォメーションは、2021年7月30日、市場調査レポート「アニマルヘルスの世界市場:業界動向、市場シェア・規模・成長率・機会および予測(2021年~2026年)」(IMARC Services Private Limited)の販売を開始した。

同社がレポート販売のために発表した概要は以下の通り。

アニマルヘルス市場は、2020年に481億米ドルの規模に達した。今後、2021年~2026年に4.8%の年平均成長率(CAGR)で成長すると予想されている。

現在、アニマルヘルス業界では、急速な技術の進歩と研究開発活動の活発化により、アニマルヘルス業界は繁栄しています。高度な技術システムの助けを借りて、動物病院で作成されたデータをインターネットにアップロードし、他の研究者や臨床医と共有することができるようになった。この技術は、病気の流行の変動をリアルタイムで分析するのにも役立つ。獣医学的医療分野を最適化するために、いくつかの先進国の政府は、動物のワクチン接種プログラムを実施するイニシアティブを取っている。

世界のアニマルヘルス市場は、動物の種類、製品タイプ、地域に基づいて分類されている。動物の種類に基づいて、市場は商業動物とコンパニオンアニマルに二分されている。現時点では、商業動物が市場の大半を占めている。製品タイプ別に、市場は医薬品、生物学的製剤、医薬品添加物、診断薬に分かれている。現在、最大の製品タイプは医薬品である。地域別では、北米が世界のアニマルヘルス市場でトップの地位を占めている。その他の地域では、ヨーロッパ、アジア太平洋地域、ラテンアメリカ、中東・アフリカなどがある。

世界のアニマルヘルス市場は非常に細分化されており、大手企業だけでなく中小企業も数多く存在し、価格や品質の面で競争している。市場に参入している大手企業には以下のようなものがある。

  • バイエル
  • エランコ
  • メルク
  • メリアル
  • Zoetis Inc.
  • バイオジェネシス・バゴ
  • ベーリンガーインゲルハイム
  • セバ・サンテ・アニマーレ
  • ヘスカ
  • ネオゲン
  • ノバルティス
  • テルモフィッシャーサイエンティフィック
  • ベトキノール
  • VIRBAC
  • 問合せ:販売代理店 株式会社グローバルインフォメーション
  • Tel 044-952-0102(9:00-18:00 土日・祝日を除く)
  • E-mail dbm(アットマーク)gii.co.jp

*編集部注 バイエル社の動物用薬品事業は2020年にエランコ・アニマルヘルス社に売却されている。