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■「JFVSSオンラインレクチャー駅伝」ライブ配信8月9日に開始

2021-08-10 12:39 | 前の記事 | 次の記事

ライブ配信動画より。小林哲也先生(左)と賀川由美子先生(右)(JFVSSの許可を得て掲載)

一般社団法人日本獣医学専門医奨学基金(JFVSS)の夏祭り「2021年JFVSSオンラインレクチャー駅伝」が、2021年8月9日に始まった。8月15日までの1週間、毎日夜8時から45分×2の講義がライブ配信される。見逃し配信は1年間行われる予定。参加費は1万円。講師はボランティアで、収益はJFVSSの奨学基金に充てられる。

8月12日(木)の夜には、JFVSS奨学の1期生の佐藤雅彦先生(どうぶつの総合病院)と、2期生で2022年2月に専門医試験がひかえている徳永暁先生が登場する。

ライブ配信の前後には、4名の奨学生の自己紹介動画が、また休憩時間には、賛助団体の動画も流される。

初日の8月9日は、JFVSS代表理事の小林哲也先生(日本小動物がんセンター)と理事の賀川由美子先生(病理組織検査ノースラボ)による講演「組織が取れなきゃ診断つかない!臨床医と病理医が伝える生検法のコツとトラブルシューティング」が配信された。

生検について病理医からの視点、臨床医からみた視点で、対話形式で講義は進む。前半はベーシックなこと、後半はアドバンスとして膀胱内腫瘍の生検、骨生検、鼻腔内生検と難解な生検について解説した。ちょっとしたコツや教科書には載らないが大切なことなど、役立つことが満載の内容。2先生の軽妙なトークは楽しく、ライブチャットに「わかりやすい」のコメントもあった。質問はライブチャットで受け付けており、ライブ内で回答が得られるため、視聴はライブがお薦めである。この日のライブは、予定時間を少しオーバーし、午後10時12分に終了した。

申込み:https://vetscope.vet/jfvss2021