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環境省は、2021年5月7日、令和3年度 野生生物保護功労者表彰の受賞者を発表した。埼玉県の川辺どうぶつ病院の川辺貴久先生と滋賀県のうの動物病院の宇野健治先生が環境大臣賞で表彰された。その他に1名、3団体が大臣賞で表彰された。
表彰式は環境省と公益財団法人日本鳥類保護連盟が愛鳥週間に行う全国野鳥保護のつどい記念式典の中で行われた。式典の模様は7月31日まで公開されている。
川辺先生と宇野先生の表彰理由は以下の通り。
- 川辺貴久先生:長年にわたる専門知識及び技術、経験を活かした鳥獣保護活動に尽力し、県民の野生鳥獣保護思想の普及啓発に貢献。平成19年より埼玉県の「傷病野生鳥獣保護診療機関」として認定を受けて以来、傷病野生鳥獣の保護治療業務に尽力し、延べ114件の診療を行った。平成25年より、「侵略的外来生物対策事業」に参加し、7年間で外来種1052頭の処分を引き受ける等、積極的に事業へ協力。
- 宇野健治先生:平成5年より、滋賀県「野生動物ドクター制度」の野生動物ドクターに指定され、野生鳥獣の救護に貢献。現在は県「傷病野生鳥獣救護事業」として、野生鳥獣救護ドクターに指定され、傷病野生鳥獣の保護に貢献している。