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公益社団法人日本獣医師会は、日本獣医師会雑誌2021年3月号に「令和2年度日本獣医師会獣医学術賞」の受賞者と研究業績を掲載した。同学術賞には、「獣医学術奨励賞」(日本獣医師会雑誌に掲載された論文が対象)、「獣医学術功労賞」(永年の功労のあった業績が対象)、「獣医学術学会賞」(獣医学術学会年次大会で行われる地区学会長賞受賞講演が対象)の3賞があるが、令和2年度の獣医学術学会年次大会が行われなかったため、今回は「獣医学術奨励賞」と「獣医学術功労賞」の2賞の選考となった。授与式は令和3年度日本獣医師会獣医学術学会年次大会(2022年1月21日~23日、神戸国際会議場)で行われる予定。
受賞者と受賞テーマは以下の通り。
§産業動物部門
- 獣医学術奨励賞
- 小西美佐子先生(農研機構動物衛生研究部門)ほか
- 「市販の血清用キットを応用した乳汁エライザ法による抗牛白血病ウイルス抗体検出法の確立」
- 獣医学術功労賞
- 田浦保穂先生(山口大学名誉教授)
- 「産業動物臨床における画像診断技術の普及活用に関する実証的研究」(山口大学トピックス)
§小動物部門
- 獣医学術奨励賞
- 小川祐生先生(アミカペットクリニック)ほか
- 「犬の歯科X線検査における二等分面法の新たな入射角度決定法」
- 獣医学術功労賞
- 丸尾幸嗣先生(岐阜大学名誉教授)
- 「伴侶動物がん医療における基礎及び臨床研究」
§公衆衛生部門
- 獣医学術奨励賞
- 山崎翔子先生(東京都福祉保健局健康安全部)ほか
- 「東京都内のペットショップで飼育されている犬猫における動物由来感染症病原体保有状況調査」
- 獣医学術功労賞
- 田村 豊先生(酪農学園大学名誉教授)
- 「One Health実現に向けた細菌感染症対策に関する研究」