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パイフォトニクス株式会社は、2021年4月1日、「ホロライト・チェッカーズ」を開発したと発表した。
同装置は内閣府の「オープンイノベーションチャレンジ2019」および「デジタル・スマートシティ浜松」データ連携基盤を活用した実証実験プロジェクト「Hamamatsu ORI-Project」で実施した市街地におけるムクドリ被害対策テーマの成果を実用化したもの。
市松模様(チェッカーパターン)の光を高速に反転照射することにより、人間の目には刺激が少なく、目の応答性が高い鳥獣には刺激を与えて、特許出願済である光「ホロライト」による追い払いを実現した。ムクドリ以外にカラスやカモなどの鳥類やその他の獣類についても追い払いの有効性が確認されている。4月1日から鳥獣による騒音や糞被害、農作物被害を受けている市町村や工場、農場向けに貸し出しサービスを開始した。
特長:
- 人間が知覚できない周期で点滅。人間は不快ではなく、目の応答性の高い鳥獣は点滅して見え、光刺激を与えることができる。
- 低消費電力で、バッテリーからの電力供給で持ち運びが可能。
- グリップにあるトリガーを引いて、ピンポイントで遠方の狙った箇所へ光照射をすることができる。
- 無音、無臭、安全
- 型式:HLCKS
- 光パターン:市松型
- 照明色:白色
- 配光特性:照射距離5m時 照射領域約1m角
- 規格電力:60W品
- 外形寸法:W130mm×H220mm×D280mm
- 重量(本体):約860g
- 付属品:ACアダプタ