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宮崎大学と産業動物に興味のある女性の会(畜ガールズ)が共催で、2020年12月13日(日)に「ここから始める獣医師の働き方改革～畜ガールズが描く未来～」をウェブで開催する(https://buneido-shuppan.com/jvmnews/information/kaisai/kai20201009-01)。参加費は無料。
「畜ガールズ」は産業動物に従事する女性獣医師を中心に構成されている団体で、結婚、妊娠、育児、介護、ハラスメント、メンタルなどの悩みを共有し、対処法、解決法を見出していく取り組みを行っている。現在は会費無料である。事務局は宮崎大学産業動物衛生学研究室の上村涼子先生が務めている。
その「畜ガールズ」と宮崎大学が共催して行う今回の催しでは、まず、東京大学名誉教授で認定NPO法人 ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長の上野千鶴子先生が特別講演を行う。
次いで、獣医師であり現在は東京大学大学院医学系研究科博士課程で農村地域の健康問題に取り組む金森万里子先生(http://mariko-kanamori.moo.jp/)が「ジェンダー規範と心の健康」について講演する。
最後にパネルディスカッションが行われる。宮崎大学の上村涼子先生の司会の元、30代の女性獣医師たち－共済獣医師の笹倉春美先生、馬臨床獣医師の妙中友美先生、共済獣医師の中洞優佳先生、地方公務員の穗永亜樹先生がパネラーとなり、産業動物に従事する女性獣医師が増加していくことを見据えて、女性獣医師がよりよく働いていくための10か条をつくる。参加者との感想を共有する場も設けられる予定。「新たな扉が開く」、そんな催しとなる予感である。