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沖縄県で発生した豚熱(CSF)による移動制限区域(半径3km)が、2020年4月14日0時に解除された(https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/200413_2.html)。
解除されたのは沖縄県うるま市と沖縄市の養豚農場で、今回の一連の発生の52~58例目にあたるもの。
2018年9月9日の岐阜県での発生以来、愛知県、長野県、三重県、福井県、埼玉県、山梨県、沖縄県で1年半以上続いた発生がまずは一段落したことになる。
野生イノシシの陽性事例は岐阜県、愛知県、三重県、福井県、長野県、富山県、石川県、滋賀県、埼玉県、群馬県、静岡県、山梨県で発見され、4月15日と16日には、栃木県と群馬県で、防衛省の協力のもと、野生イノシシに対する経口ワクチンの空中散布を行うなど対策は継続している。
豚へのワクチン接種は21都府県で行われており、2020年になってからの発生は沖縄のみとなっていた。なお、OIEの清浄国に認定されるためには、ワクチン接種を中止してから1年の発生がみられないことが条件となる。