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■高齢のペットに現れる症状の調査 イオンペット株式会社

2020-04-15 16:58 | 前の記事 | 次の記事

高齢犬・猫の老化の症状

イオンペット株式会社が運営しているペットの火葬・葬儀ができる霊園検索Webサイト“メモリアルなび”は、2020年4月7日、高齢のペットに現れる症状の調査結果を公表した(https://www.aeonpet-memorial.com/column/pet-column/agingpets/)。

高齢の犬・猫を飼っている方224人にアンケート調査を実施し、回答期間は2020年3月23日~2020年3月24日。犬を飼っている方で一番回答が多かった年齢は13歳で19.4%、猫を飼っている方では、10歳、13歳、15歳、16歳がともに12.3%。同アンケートでは、10歳以上のペットを飼っている方が8割を超えていた。

設問:高齢犬/猫に対する配慮で実施していることはありますか。

高齢犬、高齢猫を飼っている方ともに、約7割の方が配慮していることが「ある」と回答。

高齢犬を飼っていて「ある」と答えた方で一番多かったのは食事。高齢犬用のドックフードを与えたり、食事の量に気をつけたり、硬いものを避けたりしている方が多く、サプリメントを与える方も少なくなかった。

高齢猫を飼っている方でも食事への配慮が一番多く、歯に負担がかからないように柔らかい食事を与えたり、体重を維持できるように量や栄養に気を使ったり、高齢猫用のキャットフードにしたりする方が多くいた。

食事以外に関しては、高齢犬では尿に関すること、運動を減らすことなどが挙げられ、高齢猫では、室温などに気を使っている方が見られた。共通して言えるのは、段差や障害物への配慮や定期的な通院を行っている人が少なくなかったこと。

設問:高齢犬/猫にはどんな老化の症状が現れていますか。

高齢犬、高齢猫を飼っている方ともに、1位と2位が「寝ている時間が増えた」「歩くのが遅くなった」という結果。

高齢犬では、次いで「目が悪くなった」「白髪が増えた」「耳が遠くなった」となり、高齢猫では「口臭が強くなった」「食欲が減った」「白髪が増えた」という結果。

設問:あなたが飼っている高齢犬/猫は介護が必要ですか。

高齢犬を飼っている方の18.5%、高齢猫を飼っている方の23.1%が「介護が必要」という結果。

介護の内容は、「排泄時の補助」が一番多く、次いで「足腰が弱り動けないためその介助が必要になった」。