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■ペットにかけた年間支出調査結果発表 アニコム損害保険株式会社

2020-04-01 18:04 | 前の記事 | 次の記事

犬・猫の年間支出調査結果

エキゾチックアニマルの年間支出調査結果

アニコム損害保険株式会社は、ペットにかけた年間支出費用に関する調査結果を発表した(https://www.anicom-sompo.co.jp/news/2019/news_0200331.html)。

この調査は同社のペット保険「どうぶつ健保」の契約者5,000名以上を対象に、2019年1月1日~12月31日の1年間にペット1頭へ支出した費用について、インターネット上でアンケートを実施。有効回答数は6,111。今回は犬・猫だけでなくエキゾチックアニマルについても調査を行った。

 同社では調査結果を以下のようにまとめている。

  1. 前年との合計額の対比では、犬猫ともにほぼ変わらず、わずかに減少傾向
  2. 犬・猫ともに、費用が高い項目TOP3は「治療費」「保険」「フード」
    「フード・おやつ」は犬と猫で金額がそう変わらない
  3. 「ケガや病気の治療費」は犬猫ともに費用が減少、犬の方が猫より2万円以上高い
  4. 犬で大幅に増加した項目は「日用品」
  5. 犬の費用、増加した項目は娯楽系を中心としたプラスα
  6. 猫では、洋服にかける支出が約1.8倍に上昇
  7. サプリメントの支出は、犬・猫ともに前年から減少
  8. 猫の方が支出額の多い項目は、「防災用品」と「光熱費」
  9. 防災用品の支出は、犬・猫ともに前年から上昇。猫では約2.2倍に

また、この結果について同社は次のようにコメントしている。

合計額では前年から大きな変動はなく、犬で30万円台前半の費用を支出、猫ではその半分ほどの飼育費用となっています。最大の支出項目は、犬・猫ともに「フード・おやつ(約5万円)」であり、月4千円ほどの支出となっています。防災への意識の高まりからか、犬・猫ともに防災にかける費用は上昇しており、災害の続く日本では、今後も防災関連費用は高まっていくであろうことが予想されます。