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特定非営利活動法人 人と動物の共生センター(http://human-animal.jp/)は、2019年12月1日よりぎふ動物行動クリニックで犬・猫のストレス診療科をスタートさせると発表した。
同クリニックの奥田順之院長は、日本獣医動物行動研究会の獣医行動診療科認定医。鹿児島大学の講師(動物行動学)、帝京科学大学の講師(ペット共生学)も務めている。NPO法人 人と動物の共生センターも運営している。
奥田順之先生は「嘔吐・下痢・痒み・常同行動など、ストレスを原因とする体調不良・異常行動は、一般の身体に対する治療だけでは必ずしも治癒しません。異常行動の中には、繰り返し自傷行為を行ってしまう動物もおり、安楽殺に陥る例もあります。一般の獣医療では、精神的ストレスに対する治療は十分に行われてきませんでした。ストレス診療科の取り組みによって、ストレス関連疾患を患う犬・猫と、その飼い主を救い、人と犬・猫がより良い共生ができる社会を築いていくことが、我々の使命です」とコメントしている。