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■第31回日本動物児童文学賞 発表

2019-08-15 15:10 | 前の記事 | 次の記事

 公益社団法人日本獣医師会は2019年8月6日、第31回日本動物児童文学賞の入賞作品を公表した。

 日本動物児童文学大賞には、河野いづみ氏(大阪府)の作品「ヨットの家に住むきみ」が選ばれた。

受賞理由は以下のとおり。

 古い家の売却を通して、動物を飼うことのきっかけ、適正飼育、飼育者の高齢化問題、終生飼養等のメッセージを、テンポの良いストーリーに上手に取り込み、暖かく伝えている秀作である。ペットごと家を売りたいという発想がユニークで面白く、ミステリー感もあり、物語に引き込まれて一気に読んでしまう。また、相手の立場に立って考えを巡らせれば、双方が満足できる解決策を見出すことができるということも示唆している。

     その他、以下の作品が入賞した(敬称略)。
  • §日本動物児童文学優秀賞
  • 「満月の夜に」尾﨑順子(兵庫県)
  • 「明日香が生まれた夏」佐々木 晋(北海道)
  • §日本動物児童文学奨励賞
  • 「図書館のL」梅津洋子(徳島県)
  • 「かわぐつ先生」感王寺美智子(福岡県)
  • 「牛の命」芝田賢一(北海道)
  • 「鳩に似た父さん」中野幸隆(東京都)
  • 「ミュウが教えてくれたこと」吉田万里子(大阪府)