JVMNEWSロゴ

HOME >> JVM NEWS 一覧 >> 個別記事

■犬(同種)脂肪組織由来間葉系幹細胞注射液の製造販売承認申請 DSファーマアニマルヘルス株式会社

2019-06-20 12:58 | 前の記事 | 次の記事

 DSファーマアニマルヘルス株式会社は、2019年6月17日、犬の椎間板ヘルニアに伴う臨床徴候の改善を対象とした、動物用再生医療等製品(以下、「動物用細胞製剤」)である犬(同種)脂肪組織由来間葉系幹細胞注射液「開発番号:A-110」(以下、同製剤)の製造販売承認申請を6月14日に行ったと発表した。

 犬(同種)脂肪組織由来間葉系幹細胞を主成分とする動物用細胞製剤の製造販売承認申請は、同社によると世界初とのこと。

 同社は、獣医療向けの動物用細胞製剤を提供するために、2015年より実用化の検討を開始した。2016年には池田動物細胞医薬センター(大阪府池田市)を開設し、動物用細胞製剤の研究、開発、製造を一貫して実施できる体制を構築してきた。さらに同センターで製造した同製剤の治験などを進めていた。