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■ネクスガードスペクトラ 販売好調が続く

2019-06-06 18:24 | 前の記事 | 次の記事

代表取締役社長 永田 正氏。ネクスガードスペクトラがトップ製品になった理由は「ノミ・マダニ、犬糸状虫と主要な寄生虫に対応しているオールインワンであることと、嗜好性が高いこと」と述べた。

 ベーリンガーインゲルハイムは、2019年6月6日、2018年(1~12月期)業績記者発表会を東京にて行った。

 アニマルヘルス事業については、ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパン株式会社の代表取締役社長 永田 正氏が発表した。メリアル・ジャパン株式会社とベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社のアニマルヘルス事業が統合して新会社として最初の1年の業績となる。

 売上高は205億円で、日本の動物用医薬品市場の最大規模。統合前の2017年2社の売上高を合算した約200億円を上回った。

 主要製品の売上げの前年比は以下の通り。

  • ネクスガードとネクスガードスペクトラ:+15.8%
  • フロントライン:-17.3%
  • ベトメディン:+6.6%
  • インゲルバック サーコフレックスとコンボミックス:±0%
  • インゲルバック 3フレックス:18.2%

 犬・猫用の駆虫薬市場のシェアは60%とマーケットリーダーであり、2015年12月に発売されたネクスガードスペクトラは、前年比売上20.5%の伸び。

 2019年はネクスガードスペクトラとプロードラインの最大化をはかるとともに、ベトメディンのラインナップを強化していくとのこと。