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■経口ワクチンを摂取したイノシシの食品としての安全性

2019-04-04 19:24 | 前の記事 | 次の記事

 第737回食品安全委員会が、2019年4月2日に開かれ、豚コレラ経口生ワクチンを摂取したイノシシに由来する食品の安全性に関する議論が行われた。

 議論の結果、2019年3月27日開催の第222回動物用医薬品専門調査会での審議結果に基づく評価書案について意見・情報の募集(パブリックコメント)を決め、翌4月3日に意見・情報の募集が開始された。

https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=095190360&Mode=0

 募集期間は、国内における豚コレラの発生状況に鑑み、2019年4月17日までと通常の期間の半分の15日間。

 なお、第222回動物用医薬品専門調査会での審議結果は以下の通り。

「豚コレラ経口生ワクチンの主剤である弱毒豚コレラウイルスC株は、強毒の野生株をウサギで420代継代することにより弱毒化させた生ワクチン株で豚コレラウイルスは、フラビウイルス科ペスチウイルス属に分類される。本ウイルスは豚およびイノシシを自然宿主とし、人に対する病原性はなく、人獣共通感染症とみなされていない。本製剤に使用されている添加剤及びベイト剤は、その使用状況、既存の評価および本製剤の用法・用量を考慮すると、本製剤の含有成分として摂取した場合の人への健康影響は無視できる程度と考えられた。以上から、豚コレラ経口生ワクチンについては、本製剤が適切に使用される限りにおいては、本製剤を摂取したイノシシに由来する食品を通じて人の健康に影響を与える可能性は無視できる程度と考えた」