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■日本獣医療倫理研究会 (1)

2019-03-19 13:14 | 前の記事 | 次の記事

 第22回日本獣医療倫理研究会(山村穂積会長)が、2019年3月17日、東京・京王プラザホテルで行われた。

 同研究会には春日 寛先生(東京・春日法律事務所)を筆頭とする顧問弁護士が参加し、獣医療にかかわる法律問題、判例、労務問題などの講演・討論会を年2回行っている。

 今回は、まず特定社会保険労務士の出口裕美先生(社会保険労務士法人出口事務所)が「動物病院のための働き方改革と就業施設」のテーマで講演。次いで藤田桂一先生(フジタ動物病院)が「トラブルに発展しやすい口腔・歯科疾患の対策」のテーマで講演。最後に春日法律事務所の春日秀文先生と姫井葉子先生が動物医療の判例を紹介した。

 最後の判例紹介では、獣医師の注意義務違反の例についてふれた。獣医師は飼い主に対して、獣医療について合理的な根拠に基づいた説明をしなければならないが(施設に求められる獣医療水準によってもその内容は左右はすることはある)、獣医学の進歩を取り入れることをおろそかにし、慣行に従っているだけでは注意義務違反になることもあると、姫井先生は述べた。

 次回研究会は、2019年9月1日に行われる。