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■トキが絶滅から絶滅危惧種へ 種固有のウモウダニも

2019-02-05 15:09 | 前の記事 | 次の記事

 環境省では、平成24年度に取りまとめた第4次レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)を、生息状況の変化等によりカテゴリーの再検討が必要な種について個別に改訂している。今回4回目の改訂を行い、環境省レッドリスト2019として発表した。(http://www.env.go.jp/press/106383.html

 増殖・野生化事業を行っているトキ Nipponia nippon が「野生絶滅(EW)」から「絶滅危惧ⅠA類(CR)」となった。それに伴いトキウモウダニ Compressalges nipponiae が「野生絶滅(EW)」から「情報不足(DD)」のカテゴリーに変更された。

 日本ダニ学会誌に掲載された長堀正行先生の論文(Vol.7, 1-11, 1998)によると、ウモウダニは羽毛に付着した有機物を食べているとのこと。(https://www.jstage.jst.go.jp/article/acari1992/7/1/7_1_1/_pdf/-char/ja

 トキの復活により固有に共生するウモウダニも復活する可能性があるというのは、興味深いことである。

参考:新江ノ島水族館のWEBサイトのコラム(http://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=01093