JVMNEWSロゴ

HOME >> JVM NEWS 一覧 >> 個別記事

■点滴療法研究会 獣医部門設立

2019-01-07 16:49 | 前の記事 | 次の記事

廣田順子先生は、飼い主の満足のいく「決してあきらめない」治療法として高い価値があると訴えた。

 点滴療法研究会(柳澤厚生 会長)は、2018年12月2日、東京・ベルサール三田で実践セミナー「獣医師のための栄養・点滴療法」を行った。

 同研究会は毎年12月に獣医師向けのセミナーを行っており、30数名の先生方が集った。今回の発表の先生方とその演題は以下の通り。

「あきらめないがん治療-明日から使える栄養点滴療法」
 廣田順子先生(アリス動物クリニック)

「慢性疾患の栄養療法」
 鈴木つぼ美先生(みなせ動物病院)

「内科治療薬としての高濃度ビタミンC点滴療法」
 綿貫和彦先生(ドリトル動物病院)

「がん症例を中心としたオゾン療法および点滴療法の使用経験」
 岡本芳晴先生(鳥取大学)

 廣田順子先生(写真)は、がんの治療は1つの治療法では立ち行かない場合が多く、血中の栄養分析を行った上での食事療法、ドクターサプリメント投与、点滴療法を組み合わせたものは、飼い主に寄り添い、飼い主の満足のいく「決してあきらめない」治療法としての取り入れていく価値が高いと、その有用性を訴えた。

 また岡本芳晴先生は、高濃度ビタミンCの投与は補助療法として有用であり、またオゾン療法については、オゾンジェル(株式会社メディプラス製薬 http://www.mediplus-pharma.co.jp/)の登場により従来の欠点(オゾンガスは取扱い難い。オゾン水は半減期が短く、また製造機が高価)が克服されており、併用療法として現実的なものとなっていると述べた。

 同研究会はボードメンバーの廣田順子先生を中心に獣医師部会をこのたび立ち上げた。現在、19名の獣医師が登録している。

https://www.iv-therapy.org/search