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植物育種学 第4版

表紙見本写真

西尾 剛 / 吉村 淳

定価 5,280円 (本体 4,800円+税)

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・ISBN:978-4-8300-4122-8 (2012年3月 発行)

・頁:312

・判型:A5判 ・新版「第5版」発行しました。

新版「第5版」発行しました。

『植物育種学第3版』を全面的に改訂。時代に即した最新のバイオテクノロジーの情報、技術なども詳しく解説したテキスト。

『植物育種学』(角田・高橋・常脇・大村・伊藤)が1977年に出版されて以来、1991年に『新版 植物育種学』(角田ら)、2000年に『植物育種学 第3版』(日向ら)と約10年ごとに改訂されてきた。第3版の出版から約10年が経過し、その間の植物育種学やそれに関連する科学分野の進歩が著しいことから、ここに『植物育種学 第4版』を編集、出版することにした。

 植物科学が進歩し、多くの生命現象が遺伝子の機能との関係で理解されるようになってきた。植物科学の進歩を人間社会に役立てる成果の出口として植物育種は注目されており、植物育種学や作物学、園芸学などの農学の専門家だけでなく、植物分子生物学や植物生理学、植物栄養学、植物有機化学、薬学などの専門家も植物育種に参入しつつある。本書は大学における育種学の教科書として編集したものであるが、他分野の専門家に植物育種を理解するための入門書としても活用していただければ幸いである。(序文より一部抜粋)

略目次

第1章

植物育種と育種学

第2章

植物育種の基礎(遺伝子と形質発現/染色体とゲノム/質的形質と量的形質/生殖様式と近交弱勢/植物遺伝資源)

第3章

遺伝変異の拡大(交雑による変異拡大/突然変異による育種/遺伝子組換えによる育種/倍数性育種と染色体操作)

第4章

選抜と固定(自殖性作物の育種法/他殖性植物の育種法/栄養繁殖植物の育種法/DNAマーカー選抜育種)

第5章

育種目標(多収性と早晩性/ストレス耐性/耐病性と耐虫性/品質と成分)

第6章

品種の育成と登録(品種および系統の判別技術/知的財産権と種苗法)